あkiraです。
今回はメンガタクワガタ(メリー)の飼育記録です。
クリーム色?黄褐色?と黒のコントラスト、前胸背板のお面模様、長~い触覚…なんともキモカワイイ魅力溢れる子です。
この子だけかもしれないけど、後食開始してからはとっても食欲旺盛、突っつくとなかなか機敏なアクションもしてくれて観察も楽しい。
現在♀を1匹人口蛹室へ投入したくらいなので、交尾→産卵セット→割り出し→ボトル投入まで記録したいと思います。
親虫情報
- メンガタクワガタ(Homoderus mellyi)
- ♂55mm,♀32.5mm
- カメルーン産 WF1
飼育計画としては、2令から投入すれば800ccボトル1本返しができるとのことなのでそれで試すことにしました。
お迎え時点で♂はすでに日中でもゼリーの上に1日いる状態で準備万端。
♀の方は羽化が8月上旬、初めて自力で地上に出て食事してるのを見たのが2月中旬なので、やはり休眠期間は半年くらい?
だいたい23度で管理してました。
ペアリング
♀が日中でもそれなりに地上で活動するようになったあたりでペアリング決行。
1週間ほど同居→別居させ♀栄養補給→産卵セット投入のプランです。
エサ切らしたり休眠期間で同居とかやらなければ♀殺しも問題なさそう。
分かりづらい写真ですが…
投入翌朝に合体を確認!この後も同居させてましたがこの時点で別居でも良かったかもです。
産卵セット→割り出し
使用したのは月夜野完熟マットとクヌギ材。
マット固詰め、材入れて周りも固詰め、上部にふんわり詰めて完成のスタンダードなもの。
♀は投入後すぐ潜っていきました。
投入後1か月ほどで割り出し決行。
産卵セットをひっくり返してみると、マットには特に成果なし。
不発か…?と思い材を削っていくと、ボロボロと卵やら1令幼虫やらが出てくる出てくる…
最終結果は48匹となりました…採れすぎでは?(でも嬉しい)
材産みの傾向が強い感じですかね。
今回1か月で割り出しやったけど、卵が多く、採るのになかなか神経を使ったので2か月で良さげですね。
とりあえず卵の孵化まで待ちたいので採れた子はプリンカップに1匹ずつだったり中ケースに数匹入れたりして管理。
ボトル投入
割り出しからもう1か月でボトルへ引っ越し。予定通り800ccです。
マットは産卵に用いたのと同じ月夜野完熟マット。さらに今回、カワラ菌糸での飼育も試してみようと思い、月夜野Nカワラブロックを購入。
保管中の幼虫が1令で1匹☆になってしまっていたので合計は47匹。
マット40匹、カワラ菌糸7匹で飼育スタートです。
カワラ、惨敗
カワラ菌糸ボトル投入から3週間ほど経った幼虫が7匹すべて暴れまくり…
マット組はみなおとなしくしている様子。
ボトルの置き場所を変えてみたりしたものの特に様子は変わらず毎日動きまくりなので、観念してマットへ引っ越し…
大暴れの原因を考えると、菌糸の再生途中で幼虫投入してしまった、とかでしょうか。
手詰め菌糸ボトル初挑戦だったのであり得る話…詰め前の消毒はちゃんとやった記憶あるけど…
しっかり菌糸まわってるか分からないボトルに幼虫入れちゃダメですね(当たり前では…)
マットへ引っ越した元カワラ組は現在は落ち着いてますが、内1匹は動きが怪しく、つい先日ボトル上部で落ちていました…
マットでもだいぶデカくなってるように見えるので、次回メンガタメリー飼育するときはマットオンリーでもいいかも…?菌糸ボトル1本返しするなら劣化対策で産卵セットの段階で3令まで待ってから投入かな…?まあ、今回の羽化結果を見たらまた考えようと思います。
♀第1号、人口蛹室羽化
すべて800ccボトルで管理と書きましたが、実はカワラ大暴れ組のうちの明らかに♀だなという子を1匹500ccで管理してました。
で、また余計な心配性が発動しその子を結局800に戻すことに…いじりすぎ、ダメ。ゼッタイ。
掘ってみるとなんと前蛹。緊急で人口蛹室を作り投入しました。
孵化から3か月も経っていない子。うーん早い…
投入から5日くらいで蛹に。
繭玉種なのでこれでいけるのか少々不安でしたが…
無事に羽化。蛹→羽化までは1か月かからないくらいでした。
羽化したてはキレイで良いですねえ。
他のマット組♀も羽化してるかもですが、ひとまず様子を見ながら待ちたいと思います。
全部羽化したらまとめます。
追記:続きはこちら↓
メリーメンガタクワガタ羽化!800cc1本反し最後まで読んでいただきありがとうございました。